地球システム科学科

令和6年能登半島地震に伴う大規模な海岸隆起を確認

地球システム科学科の安江准教授と立石准教授が、令和6年能登半島地震に伴う海岸隆起の緊急調査を行いました。石川県輪島市門前町皆月から同志賀町赤崎にかけての調査の結果、顕著な海岸隆起が確認されました。この地域の最大隆起量は約4.1m(潮位補正前の暫定値)と推定されます。調査は1/2〜1/5まで、東京大学・信州大学・岡山大学の研究者と共同で実施されました。

研究速報(東京大学地震研究所):https://www.eri.u-tokyo.ac.jp/eq/20465/

石川県輪島市門前町鹿磯漁港。岸壁の赤い部分の上限が隆起前の海面と考えられる。

石川県輪島市門前町黒島漁港。隆起により漁港内が陸化した。

石川県輪島市門前町五十洲。赤い部分の上面が隆起前の海面と考えられる。

2024.01.09 緊急調査