日本の各都市を持続的に発展させるためには、都市の基盤を形作るインフラや防災の観点からのハード・ソフト両面の整備、そして地域活性化の観点からの地域資源の利活用やコミュニティ活性化が必要です。
本学科では、人間の活動領域としての都市と交通を対象に、自然科学、工学技術、社会科学を基盤としながら、デザイン思考を通じた実践を行うことで持続可能な都市の実現に寄与できる人材を育成します。授業は1年次から工学、理学、芸術文化学など多様なジャンルを連携・融合させながらも、JABEEに対応した国際水準の教育プログラムで進めていきます。また、理論の学修だけでなく、公共交通を軸としたコンパクトシティ先進都市で知られる富山の街をフィールドとした演習を多く取入れ、より具体的、実践的な教育を行っていきます。
まちづくりや防災に関する行政機関、調査・測量・建設コンサルタント、シンクタンク、建設会社、建築設計会社、道路・鉄道会社、ICT企業などでの活躍が期待されます。