道路・橋梁・トンネル・鉄道・河川・ダム・電力・上下水道・空港・港湾等の社会・経済活動の基盤となるインフラ構造物の合理的な計画・整備・維持管理、及び長寿命化について、自然環境との調和、都市や地域の創生と持続的発展、安全・安心で快適な暮らしの実現をテーマとした教育・研究を行っています。
人やモノ・情報がスムーズに行き交えることは、豊かな社会・国土の基本です。これからの人口減少社会における国土や交通のあり方、大規模災害発生時にも機能不全に陥らない交通ネットワーク、低炭素社会の実現など、現代と未来の国土や交通の諸課題に応える教育・研究を行っています。
都市や地域の計画・改善を図るうえで、住民や地元関係者との対話や協働、合意形成はとても重要です。そのようなプロセスを通じてこそ、より魅力的な価値が生まれます。まちづくりにおける豊かなコミュニケーションを通じた価値の形成やマネジメント手法について教育・研究を行っています。
土木や建築の計画・設計に関する工学的知識を踏まえ、地域の歴史・文化といった複合的視座とともに、都市空間・景観・環境・建築・プロダクトなどに関わる都市のトータルプランナー・デザイナーを育成します。また、人々がいきいきと豊かに暮らすためのまちづくりにも取り組んでいます。
超スマート社会で注目されているスマートインフラ(建設×情報)を支える3D計測データ処理や無人航空機(UAV)空撮画像の解析技術、防災・減災を支えるGIS活用技術、そしてプログラミングや数値シミュレーションなど、データサイエンスとその関連技術に関する教育・研究を行っています。
今後、気候変動に伴う降雨量の増大や大規模地震の発生などが予測される中、限られた防災予算で最も効果的な防災デザインから安全・安心な社会を実現するための災害発生メカニズム、ハザードマップ、対策の考え方や設計手法、リスクマネジメントなどについて教育・研究を行っています。