都市デザイン学部

査読付き国際会議ICAPPS 2025にて地域デザインPBLの成果を発表

台湾の新竹市で開催されたInternational Conference of Asia-Pacific Planning Societiesにて、地球システム科学科4年の山﨑美緋歌さんが昨年度の地域デザインPBLで取り組んだ成果を発表しました。

山﨑さんは学部3年生の開講科目「地域デザインPBL」において、「災誰も取り残さない防災を実現するために私たちは何ができるか?」をテーマに取り組みました。砺波市栴檀山地域に設置された農作物被害防止のためのイノシシ捕獲用檻の捕獲効率向上を目指しました。檻に設置されたIoTカメラで撮影された7,782枚の写真を分析し、統計的に分析した結果からイノシシの効果的な捕獲手法を提案しました。発表後の質疑応答では檻の位置についての質問をいただいたほか、参加者からは台湾では猿による農作物被害が課題となっているというコメントがありました。

本発表は「地域デザインPBL」で調査した結果をもとに発展させた内容を取りまとめて投稿したものです。富山大学都市デザイン学部ではPBL教育×データサイエンスを重視し、データをもとにした地域課題解決に取り組んでいます。

●発表題目
Mihika Yamasaki, Yasuki Tsuchiya, Kenichi Yasue(2025), 「Analysis of Wild Animal Appearances in the Sendanyama Area Using IoT Cameras」, International Conference of Asian-Pacific Planning Societies 2025.

2025.08.28 新着情報