都市・交通デザイン学科

黒部川奥地(欅平・黒薙地区)におけるICT建機の無人化施工に向けた実験を実施

9月27,28日に都市・交通デザイン学科3年生4名、大学院持続可能社会創成学環社会データサイエンスプログラム学生2名、経済学部3年生2名の学生8名と教職員4名で、黒部川奥地の2か所の建設現場(大高建設株式会社の工事現場,欅平:小黒部谷砂防堰堤工事、黒薙:黒薙川下流砂防堰堤工事)において、ICT建機を用いた無人化施工に必要な自己位置推定実験を実施しました。建機の運転席上部に360度カメラを設置し、建設現場周辺に複数の紅白丁張板やドローン関連標識(公共測量用)を設置してデータ収集を行いました。これは、携帯電話の電波が届かない地域でのICT建機の無人化施工へ向けての新しい技術開発になります。

360度カメラ2台を建機上部に設置

紅白丁張板を建機の外周に設置しカメラ計測した様子

大型の砂防ダム工事の完成には約30年間要します

2023.11.09 新着情報