都市デザイン学部3学科の3年生全員が参加する“地域デザインPBL”の成果発表会が、2021年12月8日に富山国際会議場メインホールで行われました。
PBLとは、課題解決型学習のことであり、地域課題をテーマにし、デザイン思考による過程(観察→分析→発想→試作→評価)を繰り返し行いながら、チーム全体で具体的な解決に取り組む実技演習です。
7〜8人がグループになって、ディスカッションやフィールド調査、解決策の提案や実施を約2ヶ月間に亘って行いました。
成果発表会では、20グループが取り組んだ内容を紹介し、ご協力いただいた団体や地域の方などから講評をいただきました。
地域住民と交流しながらタブレットで住民を見守る仕組みを考案したり、誰も取り残さない防災を実現するために自分たちができる対策を考えたり、企業を見学して情報を収集しながら導き出した持続可能な循環システムを紹介したり、処分に困っている竹を活用した新たな魅力を発信したりと多くの成果がありました。
3学科の学生が連携して、現場の声を聞き、自分達でどうしたら良いかをじっくり考えて行動したことは、貴重な経験となりました。