本プログラムは、原子力規制庁実施の「原子力規制人材育成事業」の採択を受け、令和6年度以降入学生に実施する人材育成プログラムです。
「地震、津波、火山等に関わる様々な自然災害の発生メカニズムや外力としての特性に関する科学的知識と共に、地盤の上や中に構造物を構築する際の設計や、構造物やプラント設備を構成する材料の強度や劣化に関する技術的知見を身に付け、自然ハザードに対する原子力のリスクアセスメントに関して、幅広い視点から複数の分野にまたがって議論できる人材」の育成を目指します。
以下の科目群から15単位以上を修得した学生に対してプログラム修了書を授与します。
※1つの科目群から4単位(科目群:①③④)または3単位(科目群:②)以上の修得が必要です。
地震、津波、⽕⼭等に関わる多種・多様な⾃然災害の発⽣メカニズムや外力としての特性に関する科学的知識を修得します。
地盤の上や中に構造物を構築する際の設計技術に関する基本的な知見を修得します。
構造物やプラント設備を構成する材料の強度や劣化といった材料⼯学に関する基本的な知⾒を修得します。
原⼦⼒リスクアセスメントの現場における科学的知識や技術的知⾒の関わりを理解します。
このプログラムでは、特色ある教育として、災害現場、活断層や活火山、原子力関連施設などの見学といった実地研修を多く設けています。
原子力及び放射線に関する基礎を学ぶとともに、過去の損傷事例や復旧・復興活動を学び、現場で関連業務を体感することで原⼦⼒に関わる仕事の理解を深めます。また、現在の原⼦⼒計画・設計の課題や改善案を、災害メカニズム・構造設計・材料⼯学・リスク管理の観点から考察するグループワークを実施し、必要とされる知識レベルを認識します。
座学を通じて得られた自然災害に関する知識を原子力リスクアセスメントに関わる業務に生かすために、実際の断層などを調査・観察して自然の力を体感する。活断層の判断や津波の規模の推定といったリスクアセスメントの現場に近い課題や実際の調査に取り組む。
原子力規制庁から届く、職員募集案内やインターンシップ等のお知らせを随時掲載します。
※現在、お知らせはありません。