材料デザイン工学科

イタリア・トリノ工科大学の新拠点PoliTo Japan Hub(ポリト・ジャパンハブ)の駐日イタリア大使館でのオープニングセレモニーに松田健二教授が参列、関係者と意見交換を行いました

トリノ工科大学はイタリア最古の工学系国立大学であり、機械・電子・情報・材料・建築工学に強みを持ち、最先端研究と産学連携が盛んな理工系の名門校です。トリノ工科大学で過去には学長補佐を務めたマルコ・アクティス・グランデ教授は、富山大学のリエゾンプロフェッサーでもあり、先進アルミニウム国際研究センターとも共同研究・研究者交流を行っています。

このように本学と、とりわけ都市デザイン学部にとって重要なパートナーであるトリノ工科大学が、イタリアの大学として日本初の学術事務所を東京に開設しました。2025年9月29日(月)に開催された駐日イタリア大使館でのオープニングセレモニーには、本学の松田健二教授が参列し、トリノ工科大学のステファノ・コルニャーティ学長と、同大がキャンパスを置くピエモンテ州副知事エレナ・キオリーノ氏らと、今後の教育研究交流について意見交換をました。

続く10月3(金)に大阪万博イタリアパビリオンで開催された「Scientific Pathways from Trino to Osaka: A Cross-Cultural Collaboration Series」にも松田健二教授が出席しました。そこでPoliTo Japan Hubディレクターのジュゼッペ・クアリア氏と対談し、イタリア研究グループと富山大学との共同研究への協力に関する懇談を行いました。

トリノ工科大学と富山大学の材料デザイン工学科を基点とした研究協力が、環境持続性から建築、そして都市デザインまで、多層的な科学技術的課題での協力関係へと発展する確信を得ることができました、と松田教授はコメントしています。

イタリア大使館でのオープニングセレモニー。コルニャーティ学長(左)とキオリーノ副知事(右下)

大阪万博にて。クアリアJapan Hubディレクター。

2025.10.10 新着情報