第20回日本感性工学会春季大会(R7.3.5-7開催, 会場:京都工芸繊維大学)における一般セッション「感性に係る計測・評価技術に関する分野(2)」において、都市・交通デザイン学科3年の鈴木彩留さんが「クラスター分析による段ボールを用いた防災グッズの特徴解析」と題して研究成果を発表しました。これは、昨年度開催された同学会春季大会において発表した研究成果「段ボールを用いた防災グッズの感性評価と構造解析」に対して、さらなるデータ分析を行った研究成果を発表したもので、段ボールで作成した防災グッズの外観と因子分析で得られた3因子との関係性をクラスター分析により特徴を明らかにし、個人の被災経験との関係性などについても考察したものです。被災地に送られてくる物資を梱包している段ボールの2次利用に対する関心が寄せられていました。
今回の学会発表は、当学部が開設時から行ってきた、低年次におけるデータサイエンス教育の推進による成果と言え、今後も、このような機会があれは低年次から学会発表などを推奨していきます。
https://www.jske.org/conference/jske20s/program/