国土交通省令和6年度「共創・MaaS実証プロジェクト」のモビリティ人材育成事業に、都市デザイン学部都市・交通デザイン学科と、一般社団法人ジソウラボ(事業実施主体)と一般社団法人イドウラボ、特定非営利活動法人ITS Japanとが共同提案した事業名「「デマンド×サブスク運賃×貨客混載」事業を実現する高付加価値型モビリティ・コーディネーターの育成」が採択となり、富山県南砺市(事業実施地域)において人材育成プロジェクト「中山間地期の交通課題に向き合うヒトづくり講座」が始まっています。
当学科の講義「モビリティデザイン」とのコラボレーションとして、10月24日午後に南砺市井波地区でフィールドワークを開催しました。活力ある地方を創る首長の会会長の南砺市田中市長から、南砺市の地域周遊と地域交通の現状・課題を解説して頂いた後、受講学生は井波地区の高瀬地区、旧井波駅舎、道の駅庄川、道の駅井波、井波中心市街を散策してフィールド調査を行いました。その後、住民代表との対話によるヒアリング調査を行い、現地の住民目線現状と課題を理解しました。今回のフィールド調査を踏まえて、今後、「気づきを共有するワークショップ」や現地でのワークショップを経て、井波地区に推奨される新たらしいモビリティの在り方を探求していきます。
田中市長による解説
旧加越線の跡地(自転車道路)
旧井波駅舎
住民代表との対話によるヒアリング調査