地球システム科学科の佐野教授・立石准教授と、京都大学・金沢大学の研究者で構成される富山湾海底地すべり調査・研究グループが、2025年3月14日に、『富山湾南部における「海底すべり」跡の水中ドローン探査結果報告会,および令和6年能登半島地震時の津波と漁業被害の実態解明を目指した意見交換会』を開催しました。報告会では、水中ドローン探査結果の概要や、その成果を踏まえた津波復元の試み、能登半島北東部における海底堆積物調査の結果、富山湾内での生物相や底質の変化に関する報告がなされ、意見交換会では、水中ドローン探査で得られた映像の上映とともに、今後の調査・研究の展開について議論が交わされました。本報告会は、富山大学都市デザイン学部減災社会創造ユニットの共催を受けて開催され、富山湾に関する研究を行っている研究者や行政関係者など,約40名の方にご参加いただきました。