都市・交通デザイン学科

第20回日本感性工学会春季大会でスポンサー特別賞を受賞

第20回日本感性工学会春季大会(R7.3.5-7開催, 会場:京都工芸繊維大学)における一般セッション「感性に係る計測・評価技術に関する分野(2)」において、都市・交通デザイン学科4年(発表当時は3年)の鈴木彩留さんが発表した研究課題「クラスター分析による段ボールを用いた防災グッズの特徴解析」が、スポンサー特別賞(選定された2件の1件)を受賞しました。

これは、学部2年生の開講科目「データサイエンスII/多変量解析」の最終課題として収集したデータを分析し、昨年度開催された同学会春季大会において発表した研究成果「段ボールを用いた防災グッズの感性評価と構造解析」に対して、さらなるデータ分析を行った研究成果を発表したものです。今回の受賞は、当学部が開設時から行ってきた、低年次におけるデータサイエンス教育の推進による成果と言えます。

https://www.jske.org/news/news-2144-2-3/

■本田技術研究所特別賞

〇鈴木彩留、神亀理恵、堀田裕弘(富山大学)
 クラスター分析による段ボールを用いた防災グッズの特徴解析

[選定理由]災害時という非常時においても、人の感性を無視することなく向き合っている点は、弊社のフィロソフィーである「人間尊重」に合致しています。そして、仮説を立証するために実際にプロトタイプを製作し評価する、という一連の「試してみる」プロセスが、モノづくりやコトづくりへの取り組み姿勢として素晴らしい。さらに、第19回日本感性工学会春季大会から継続性をもって取り組み、さらに深い考察にたどり着いた事は、研究姿勢としても評価に値します。

第20回日本日本感性工学会春季大会スポンサー特別賞選考委員会

2025.04.23 研究活動