都市・交通デザイン学科

自主プロ「朝日町DXみんまなび」で朝日町を視察

今年度から、都市・交通デザイン学科の自主プロジェクト「朝日町DXみんまなび」がスタートし、天候の悪化が予想された8月7日、1年生4名のメンバーと世話教員(堀田裕弘教授)が朝日町を視察してきました。

朝日町は、富山県東部に位置し、新潟県と接する人口約1万人の町です。新しい公共交通「ノッカルあさひまち」やマイナンバー利活用促進地域で有名ですが、他市町村よりも人口減少が大きな課題となっています。朝日町は、株式会社博報堂と連携して地域コミュニティで創る学びあいの場「みんまなび」を開催し、学校では学べないような学びの体験を提供し、子供たちの可能性を広げています。本自主プロは、このプロジェクトを大学生目線で検討し、博報堂と連携してDX推進を目指しながら、新しい「みんまなび」を提案することを目的としており、行政・民間・大学と連携して、過疎地域ならではの課題解決策を模索する学びを推進し、子供の体験格差の解消に繋がる活動を目指しています。

今回、限られた滞在時間の中、「春の四重奏」フォトスポット、ヒスイ海岸観光交流拠点施設ヒスイテラス、ヒスイ海岸タラ汁街道、歴史公園「旧川上家」でのバタバタ茶(中国伝来の後発酵茶「黒茶」でプーアール茶の仲間)試飲などを視察・体験してきました。今回の体験活動を活かして、自分らがこれまでに考案してきた新しい「みんまなび」の新企画が、より具体的で現実的なものとなる予定です。これからも、素朴でどこか懐かしい雰囲気が漂う朝日町の活性化に貢献していきたいと思います。

2025.08.20 新着情報