都市デザイン学部

「生活圏の足を考える」ワークショップを開催

都市デザイン学部では、特定非営利活動法人ITS Japanの地域ITSグループとのコラボレーション活動として、学部3年生向けの学部共通講義科目「モビリティデザイン(集中講義)」の一環で「生活圏の足を考える」ワークショップを、2月9日(木)に開催しました。

この講義科目「モビリティデザイン」は、人口減少が加速化している地域における住民の移動手段となるモビリティ全般について、様々な角度から現状を把握・理解しながら、地域共創により地域交通をどのように維持管理・運営すればよいのかを考察し、最先端モビリティの自動運転やシェアリングサービスとそれに関連する技術を理解することで一連のモビリティデザインの知識を習得し、過疎地域の公共交通の在り方を自分事として考えるワークショップを通して、柔軟な発想による課題解決策を探ることを目的としています。

今回開催したワークショップは、3つの学び(過去から学ぶ:各地の成功事例、地域から学ぶ:地方自治体の交通施策や地域生活者の困りごとの把握、有識者から学ぶ:地域をよく知る研究機関・大学と意見交換)を通して、10年後の富山のあるべき将来の地域モビリティについて課題抽出・意見交換・アイディア創出を行うもので、学部3年生・関係教員、富山県・富山市の関係行政職員、静岡市の行政職員、郡山市の交通事業者、ITS Japan関係者などが4グループに分かれて議論が行われました。グループディスカッションでは、グループの特徴が伺える議論運びが行われ有意義な結論が得られました。

2024.02.27 新着情報