北陸で梅雨入りが発表された2024年6月22日(土)、立山黒部アルペンルート天狗平にて地球システム科学科の野外実習(地球物理学実験ⅡD)を実施しました。昨年11月3日、4.5m高の丸太を使用して、学生が自分自身で選んだ位置に温度計を設置しました。今回,丸太の周りには1m以上もの残雪がありましたが、学生は一生懸命に雪を掘り出していました。午前中、一冬を過ごした小型温度計を無事に回収しました。午後には残雪を観察し、積雪の密度を測る学生、スケッチをする学生、そして拳で積雪の硬さを調べる学生もいました。皆さん、熱心に積雪の構造を記録していました。実習中の天気は曇りで、雨が降り始める前に天狗平を後にしました。