電子情報通信学会 第Ⅰ種「安全・安心な生活と ICT 研究会」において、都市・交通デザイン学科の井ノ口准教授が2023年優秀研究賞を受賞しました。
井ノ口准教授の受賞コメント
令和6年能登半島地震が発生した最中で災害に関する研究で受賞できましたこと、大変光栄に思います。
本研究では、災害前から各個人が地域や生活の実状に合わせて避難計画を策定する過程を、デジタルで支援するツールのプロトタイプ版を開発し、有用性の検証を行いました。避難を目的としつつも、災害発生後であっても登録情報を再利用できる仕掛けを組み入れている点が特徴的です。今回の能登半島地震では実装が間に合わず悔しい思いをしておりますが、今後も安全・安心な社会を実現するべく、研究に励みたいと考えています。