5月11~12日に都市・交通デザイン学科の新1年生を対象とした合宿研修が1泊2日で開催されました。初日午前中は富山県立山カルデラ砂防博物館を訪問し、富山平野の砂防の歴史や自然についての展示を見ながら、立山カルデラの生い立ちやそれに対する砂防技術などについて詳細に学修することができ、大学の講義内容を補完するうえでも貴重な時間となりました。午後からは立山青少年自然の家に移動し、講義「入門ゼミナール」の一環として、春木准教授と鈴木准教授の研究分野について講義を受けました。
その後、グループ学習として「ペーパーブリッジコンテスト」を開催し、1日目の夕方から2日目の午前中にかけてケント紙と木工用ボンドを用いた橋梁模型の作成に挑戦しました。学生達は表彰を目指してグループごとに試行錯誤を重ねて設計や組立を行い、2日目には完成した模型の載荷試験を実施して、強度や材料費を評価した総合得点を競いました。
今回の合宿研修は、学業以外にもグループワークや宿泊を通じて学生相互の理解を深めるよい機会となり、研修後のアンケートでも学生の満足度は高く評価されていました。なお、今回の合宿研修は、都市デザイン学部後援会と都市・交通デザイン学科協力会のご支援を一部頂いております。