地球システム科学科

令和6年能登半島地震に伴う大規模な海岸隆起を確認(続報)

地球システム科学科の安江准教授と立石准教授が、1/14に石川県輪島市において令和6年能登半島地震に伴う海岸隆起の調査を行いました。石川県輪島市鴨ヶ浦から塚田にかけての調査の結果、およそ1〜2mの隆起が確認されました。この地域の最大隆起量は約2.2m(潮位補正前の暫定値)と推定されます。調査は東京大学の研究者と共同で実施されました。

前回の調査成果はこちら : https://www.eri.u-tokyo.ac.jp/eq/20465/

石川県輪島市輪島港。岸壁に隆起前の海面の跡が残っている。

石川県輪島市光浦漁港。岸壁の黒い海藻の上限が隆起前の海面と考えられる。

石川県輪島市鴨ヶ浦。干上がった海底と崩壊した崖を背景に安江准教授がテレビ局のインタビューを受けている。

2024.01.16 緊急調査