2023年5月13日(土)～5月14日(日)に材料デザイン工学科1年生の立山合宿を開催いたしました。講義科目「入門ゼミナール」の一環として毎年開催しておりましたが、近年は新型コロナウイルスの蔓延に伴い実施しておりませんでした。実に4年ぶりの開催です。
合宿中はアルミニウムを使った工作を行いました。厚さ11μmの市販のアルミホイルを用い、テープ等の接着材を使わずにアルミ飲料缶を載せることができる「アルミニウムタワー」の作成を目指しました。試作用の用紙でとりあえず何かを作ってみるグループ、設計をディスカッションするグループなどグループでいろいろな手法が見られました。実際にアルミホイルで制作してみると、紙とアルミの違いに苦戦しながらも何とかタワーを作成することができました。夕食後は各グループには作品についてプレゼンしてもらいました。上手くアルミタワーに飲料缶を乗せられたチームには大きな歓声が上がりました。
試作中
コンテスト
発表の様子
二日目は前日に作成したアルミニウムタワーを再利用した「SDGsアルミカーリング」を行いました。アルミニウムタワーをそのまま再利用したり、一度解体し作り直したりするなど創意工夫が見られました。その後臨んだ投てきで良くも悪くも想定外のことが多く、大盛り上がりでした。最後は二日間の工作の総合的なポイントによる順位で表彰を行いました。受賞したグループには学科オリジナルのグッズがプレゼントされました。1泊2日の合宿を終え、同級生との交流も深まったと思います。金属・工学の奥深さを感じ、大学での勉強の励みになってくれたら幸いです。
競技の様子
表彰の様子
集合写真
