都市・交通デザイン学科公認の課外活動(自主プロジェクト)の1つで、地域活性化を行っている「カイダクション」は、9/23(土)・24(日)の2日間にわたり長野県木曽町開田(かいだ)高原でワークショップを行いました。本ワークショップは、現地の一般社団法人である木曽おんたけ健康ラボ様のご支援のもと、長野県の令和5年度地域発元気づくり支援金を活用して開催いたしました。
本ワークショップでは、地域の方や大学生をはじめ多くの人やモノ同士を「つなぐ」ということをテーマに、地域の端材を用いた植木鉢づくりを実施しました。植木鉢はメンバー自らがデザインし、木材同士の接合部に一切くぎを使わない「継手」という技術を使用しました。これは、6月の開田訪問の際に継手を使った道具が残されており、この技術を子供たちにも知ってもらいたいと考えたことがきっかけとなっています。
ワークショップ当日は小学生から高校生まで多くの方に参加していただき、地域間のつながりの観点から参加した子供たちに富山産チューリップの球根も渡しました。
今後も、カイダクションのビジョン「地域の課題をジブンゴトとして考える」の達成に向け、合言葉「もったいないをワクワクに」を胸に、引き続き活動してまいります。また、ここで得られた成果や知見は、富山の地にも活動展開してきたいと思っています。
最後に、今回のワークショップ開催にあたり、一般社団法人木曽おんたけ健康ラボ様、木曽おもちゃ美術館様、および、開田ずんね市関係者の皆様をはじめ、地域の方々から多くのご支援を賜りました。さらに、本学科の先生方にはプロトタイプ作成やワークショップについて数多くのご指導をいただきました。この場をお借りし、重ねて御礼申し上げます。