地球システム科学科

約6億5,000万年前の漣痕(れんこん)

写真は、アラビア半島のオマーンで撮影した漣痕の露頭です。撮影時刻は、2007年12月19日14時39分(現地時間)となっています。
漣痕とは、水や空気の流れで堆積層の表面にできる規則的な波状の模様です。今日の砂丘の表面に見られる風紋と同様な模様です。日本でも、群馬県南部の瀬林(せばやし;ここでは恐竜の足跡化石も見られます)や徳島県南東部の宍喰(ししくい)という所に、有名な漣痕露頭があります。
漣痕が見られる写真の地層(フィック層: Fiq Formation)は約6億5,000万年前のもので、約7億年前の「全球凍結」時の地層を覆い、古生代から中生代の主に大陸棚の浅海層に覆われます。そしてその上を、サマイル・オフィオライトという海洋の地殻とマントルの岩石が大断層を介してのし上がっています。
受験生の皆さんも、富山大学都市デザイン学部で、壮大な地球の営みを研究しませんか。



2022.01.25 地球システム科学科