都市・交通デザイン学科

一般社団法人建設コンサルタンツ協会主催 2021年度論文(学生論文)で特別賞を受賞!

都市デザイン学プログラム(構造設計・維持管理工学分野) 修士1年の岩田尚也君が、一般社団法人建設コンサルタンツ協会主催の2021年度懸賞論文(学生論文)に論文を応募し、特別賞を受賞しました(投稿時 都市・交通デザイン学科 4年)。
岩田君は、「SDGs達成のために、土木技術はどのように貢献できるのか」というテーマに対し、降雨による盛土材料の有効応力の低下、それに伴う盛土の崩壊を抑制する方法として、盛土内に吸水材を配置する方法を提案するものです。吸水材として木炭を選定することで、吸水効果の持続性向上と、二酸化炭素固定による地球温暖化対策への寄与も期待できるとしています。
審査においては、盛土の降雨に対する安定性の向上と環境に対する負荷を低減するための解決策として木炭を用いるアイデアや、木炭を用いることの課題と課題の検証方法が具体的かつ詳細に記載されており、説得力がある点等が評価されました。

論文:カーボンニュートラルと降雨・地震被害縮小に資する木炭盛土の実用化に向けた基礎的検討

2022.07.15 新着情報