地球システム科学科

地球システム科学科 Web ページの露頭写真

地層・岩石が地表に露出している場所を露頭といいます。
下の写真は、徳島県鳴門市の後期白亜紀の地層[和泉(いずみ)層群]の露頭写真です。
HPにあるように、この露頭の地層一枚一枚には、中央構造線の謎を解く鍵が秘められています。
また、この露頭の和泉層群は白亜紀-古第三紀境界(K–Pg境界:約6600万年前)に近い時代の地層ですので、恐竜絶滅間近の地球環境に関する情報をここから見出せるかも知れません。

下の写真は、受験生の皆さんが生まれた頃、2004年10月3日の8時21分に撮影したものです。18年の時が経っても露頭の重要性は変わりません。
受験生の皆さん、富山大学都市デザイン学部で、一緒に露頭から地球の営みを読み取ってみませんか。

なお、この露頭に関する解説が、以下の本に載っています。

  • オーム社「日本列島ジオサイト 地質百選Ⅱ」2010年
  • 朝倉書店「日本の地質構造100選」2012年
2022.01.19 新着情報