地球システム科学科

天狗平で積雪断面観測

2021年6月12日(土)に、積雪がまだ残る立山黒部アルペンルート天狗平で、地球システム科学科の野外実習(地球物理学実験Ⅱ)を実施しました。
昨年の晩秋に学生自らが決めた位置に取り付けた合計35個の小型温度計付き4m丸太を探し当て、一生懸命に掘り出しました。この小型温度計には、7か月にわたる貴重な雪温が記録されています。
次回の実習では、スマートフォンを用いてデータを吸い上げ、時系列変化について考察します。

午後には積雪断面も観察しました。積雪中に氷板が不連続に形成されている様子を確認し、積雪の構造について学びました。

2021.06.16 新着情報