都市・交通デザイン学科

【自主プロジェクト 未来の材料・構造を考えよう!】トンネル工事の現場見学に行ってきました!

9月26日(木)に「自主プロジェクト 未来の材料・構造を考えよう!」の活動の一環で、岐阜県飛騨市で行われている、一般国道360号(仮称)宮川2号トンネル工事の見学に行ってきました。
このトンネルは、特に災害時において国道41号の迂回路としての機能も期待される、種蔵・打保バイパスの一部として現在整備が進められています。
現場の方から、このトンネルはNATM(ナトム)工法という、オーストリアで開発された工法を用いて造られていると教えていただきました。掘削時にコンクリートの吹付けとロックボルトの打ち込みを行うことで、矢板を用いずに地山の持つ力を活かしてトンネルを造ることができるそうです。


今回はトンネル内を掘削中の先端部まで実際に歩いて見学させていただきました。当日は発破こそ行われていませんでしたが、先端部から坑口に向かうにつれて作業工程が少しずつ進んでいくのを歩きながら体感できました。

また、この工事で生じたヒ素などを含む不適合土は道路の盛土に用いて処理するといった、工事における環境対策についても知ることができました。
見学の案内や説明をしてくださった岐阜県古川土木事務所、大日本・市川・H・C特定建設工事共同企業体の皆様、大変ありがとうございました。

2019.10.11 新着情報