都市環境

自然と都市がうまく共存している。

レジリエント・シティ

国内で初めて選出

富山市は2014年、アメリカ・ロックフェラー財団の「100のレジリエント都市」に国内で初めて選ばれました。レジリエントとは復元力、弾力などの意で、高齢化や自然災害など国際的な課題に先進的に取り組む都市が選ばれます。富山市は超高齢・人口減社会を見据えたコンパクトな街づくりや積極的な自然災害対策が評価されました。

LRTを駆使した公共交通網

SDGs未来都市に選定

富山市では公共交通を軸とした「コンパクトな街づくり」を推進しています。市内を走る路面電車には新型バリアフリー低床車両の「LRT」を導入。また自転車共同利用システム「アヴィレ」を全国に先駆けて導入し、CO2排出抑制に取り組んでいます。こうした先行的な取組みにより、国の環境モデル都市、環境未来都市、およびSDGs未来都市に選定されています。

防災都市

自然と上手くつきあう都市

富山は他県に比べて地震や台風などの自然災害が少ないと思われていますが、万一に備え、様々な防災対策に取り組んでいます。山間部では国直轄の砂防工事を継続的に推進。また、富山市中心市街地では地下に大規模な貯水槽を造成する工事を推進し、頻発するゲリラ豪雨などによる災害に備えています。