ものづくり県

構造材としてのアルミの可能性。

多様な産業集積

日本海側屈指のものづくり県

富山県は豊富な水資源とそこから生み出される安価な水力発電を背景に、日本海側屈指のものづくり県として発展してきました。現在は金属、機械、医薬品、化学、繊維、ITなど多様な産業が集積。高い技術力で世界に先駆けるトップ企業やニッチトップ企業も多く、大学との共同研究も盛んに行われています。

基幹産業としてのアルミ

構造材としての価値を提案

アルミ産業は高岡銅器の鋳造技術と安定した電力を背景に発展。昭和中期まで鍋、やかんなどの日用品を、その後は住宅用建材、ビル建材、車両部品などを製造しています。特にサッシ・ドアは全国トップシェアを誇っています。リサイクル性やメンテナンス性が高いので、構造材など建設土木分野での需要増が期待されています。

新素材開発

材料開発は、現場で現実を熟知するところから始まります。富山県には特異な自然環境があり、それぞれに適した高信頼性材料を用いたインフラ構造物や機械構造物を創造するための題材が豊富にあります。また、安心安全で高機能な都市創成に必要な新素材を開発する環境も整っています。

ワンストップのものづくり

富山大学には、アルミニウムの基盤研究室が揃っており、緊密な連携のもとで一つの課題に総合的に取り組む体制が出来ています。さらに県内アルミ産業の協働により、学術と産業の間にある数々の難題を乗り越える真の産学連携研究が行なわれています。